11月6日(木)、表参道のTRUNK(HOTEL)CAT STREETで、
写真と音楽が交わる一夜限りのイベントが再び幕を開ける。
Tokyo Photographer’s Night(TPN)──
それは、写真家たちがDJとしてブースに立ち、
自らの作品世界を“音”として解き放つ、唯一無二の夜。
そしTPN 2025|写真×音楽×ポラロイド、表参道で起きる一夜限りの奇跡
11月6日(木)、表参道のTRUNK(HOTEL)CAT STREETで、
写真と音楽が交わる一夜限りのイベントが開催される。
Tokyo Photographer’s Night(TPN)──
それは写真家たちがDJとしてブースに立ち、自らの作品世界を“音”として表現する夜。
今回のテーマは、「POLAROIDO NA YORU(ポラロイドな夜)」。
“記録ではなく、生。展示ではなく、証。”
その哲学を、もっともプリミティブな手段で可視化する実験がここにある。
■ TOKYO PHOTOGRAPHER’S NIGHT
「POLAROIDO NA YORU」
写真は、一瞬を定着させる装置である。
音楽は、その一瞬を連続へと変換する行為である。
TOKYO PHOTOGRAPHER’S NIGHTは、
このふたつの行為が交差する場所として生まれた。
写真家がDJとしてブースに立ち、
これまで「記録」してきた時代の感触を、「音」として空間に解き放つ。
静止したイメージに流動を与え、時間を再び動かす試み。
その夜、クラブはギャラリーとなり、ギャラリーは生の現場となる。
今回は、その延長線上で、
各写真家がポラロイドで撮影した10枚の写真を展示・販売する。
展示はわずか一日。
そこに何を写すかは、個人の自由に委ねられている。
そしてその価格設定も統一されていない。
それぞれの写真家が、自身の感情と関係性をそのままに提示する。
そこには、作品としての整合よりも、
「写真家として、今をどう生きているか」という態度が現れている。
今回のタイトルは「POLAROIDO NA YORU(ポラロイドな夜)」。
一枚しか存在しないポラロイド写真のように、
この夜もまた、二度と複製できない「生の記録」として刻まれる。
TOKYO PHOTOGRAPHER’S NIGHTは、
記録ではなく、生。
展示ではなく、証。
この夜、写真と音は東京という現実の中で呼吸を始める。

■ テーマ「Polaroid NA YORU」が問いかけるもの
デジタルがあらゆる記録を無限に複製できる時代に、
あえて“ポラロイド”という不完全で儚いメディアを選ぶ理由。
それは、写真を「所有」ではなく「出会い」として提示するためだ。
10枚のポラロイドは、いずれも一度きりの光で焼かれ、
再現も保存もできない。
その潔さこそが、TPNが長年掲げてきた「生きる表現」への態度そのものだ。
“記録”のための写真ではなく、
“存在”を確かめるための写真。
それを、音楽とともに開放する──それが「POLAROIDO NA YORU」の意味である。
■ TOKYO PHOTOGRAPHER’S NIGHT(TPN)とは?
東京を拠点とする写真家たちによる、
自分たちの大好きな音楽でオンリーワンな夜を演出するイベント。
2011年3月4日、南青山「Le Baron de Paris」で初開催。
日本の経済復興を願いながら、
“仕事と遊びを極めるオッサンたち”が集ったのが始まりだった。
それ以来、TPNは時代の節目ごとに姿を変えながら、
写真と音楽の関係を更新し続けている。
そこにあるのは、カルチャーでもファッションでもない。
「今を生きるクリエイターの呼吸」そのものだ。
■ 出展・出演写真家








■ 開催概要
- イベント名:Tokyo Photographer’s Night 2025 – Polaroid NA YORU
- 日時:2025年11月6日(木)
Polaroid写真の展示:15:00〜22:30
DJ Party Lounge:18:30〜22:30 - 会場:TRUNK(HOTEL)CAT STREET(東京都渋谷区神宮前5-31)
- 詳細:atelier506.jp イベントページ